『中手』不動産会社店長のブログ

不動産会社の店長が日々を綴ります

売主さんへのお手紙を作る

『中手』不動産会社店長です。

 

査定したものの、すぐ売却にならない案件って多いですよね。

毎週電話するのも迷惑だし、しかし放っておくと他决したりします。

営業マンも忙しく、目の前の作業にかかり切りになってフォローも疎かになっているのが現状です。

 

その状況を問題視していたワタクシ、迷惑がられず売主さんのフォローが出来るように、毎月手紙を送ってます。

不動産のトピックや、不動産取引の実例を挙げて、挿絵を入れて読みやすくしています。

もちろん、差出人は各営業マンになっていて、ワタクシが培ってきたDM技術により発送は簡単です。

 

しかし、原稿づくりは大変。

毎月20日頃を目処に発送しているのですが、すぐ次の締切がやってきます。

今も今月の原稿を作っているのですが、他の業務もあるのでなかなか進みません。

 

原稿を考えている間にも営業マンがいろんな相談を持ってきます。

その度に思考が途切れますので遅々として進まない。

結局、休みの日に1日かけて仕上げるのが多くなります。

この作業は営業マンに任せられないんです。

 

こういう作業を請けてくれるライターさんいないかな〜。

そしたらワタクシの仕事が大いに楽になるんです。

余裕が出来れば営業マンにもう少し優しくなれるかも(笑)

 

この作業、ワタクシの店舗だけでやってますが、本当は全店でやったほうが効率的です。

どこの店でも使えますからね。

店長が片手間でやるより、スタッフを付ければもっと良いものが出来るでしょう。

 

なぜそれが出来ないか?

 

仲介が組織戦になっていることを本社が理解していない。

いや、我が社ではほとんど誰も分かっていない。

相変わらず営業マン個人に依存しています。

 

顧客管理も営業マン任せだから、異動や退職したら顧客との関係が途切れてしまいます。

営業マンが退職しても、すぐ後任が引き継げないといけません。

数年ぶりに復活した売主さんの資料も、すぐ取り出せないといけません。

 

……当たり前ですよね。

でも、出来てなかったんです。

 

考え方の前提として、情報を共有するのか、それともクローズするのかの選択があります。

我が社は後者の考え方。

個人情報の漏洩を強く警戒しているのでしょう。

顧客一覧表は店長すら作れないようになっています。

 

それではいかんと、ワタクシの店舗では顧客一覧表を作ってあげました。

売主さんの物件概要や査定額、現住所と顧客ランクが記載してあり、これにより担当者ごとに分けて郵送出来るようにしています。

 

さて、郵送は一覧表によりさほど苦労なくできますが、原稿づくりだけはワタクシの負担。

明日までに完成させないとヤバイです。

あ~あ、誰かやってくれないかな。

 

と言うわけで、締切に追われつつ、今日も頑張って仕事します。